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ナンピン
     
 
 
ナンピン
ハイリスクハイリターン型のナンピンオーダーについて説明していきます。
使い方やオーダータイミングによっては非常に効果的なケースもあります。
リスクや計算方法などを詳しく解説します。
 
ナンピンとは何か?
ナンピンとは「難平」とも呼ばれ、難(損失)を平らにすることから、こう呼ばれています。
持っているポジションに損が出た場合に、そこから買い増し(買いを持っていたら)、売り増し(売りをもっていたら)を行い、相場の少ない戻りで損を帳消しにする(少しの利益を取る)手法です。
多くの場合で、上手くいき損を消せる半面、戻りが無かった場合は全ての資金を失う可能性のある危険なオーダー手法と言えます。
 
ナンピンのオーダー
買いオーダーを持っていた場合は、値が下がったら買いオーダーを追加で取り、売りオーダーを持っていた場合は、値が上がったら売るという形になります。


このように、本来初めのポジションまで値が戻らなかった場合でも半分の戻りで損を消すことが出来ます。


なかなか値が戻らない場合は複数回チャレンジすることになるので、きちんとしたロット計算と資金管理ができないとすぐに強制ロスカットになってしまうので注意が必要です。
 
ナンピンの種類
ナンピンは大きく分けて3種類の方法があります。
一つ目は同じロットで回数を重ねるナンピンです。
先ほど説明したような、逆に行く度に一つ目のオーダーと同じロットで同方向にポジションを重ねます。

二つ目が倍ナンピンという方法で、二つ目のオーダーは2倍に三つ目のオーダーは4倍にしていく方法です。

倍ナンピン

上記のように倍で二つ目のポジションを持つことで半分の戻りで決済出来ることになります。
101円でポジションを持ち、二つ目を100円でロングのポジションを持ったとします。
通常の同サイズであれば、決済ラインは100.50円が決済ラインになりますが、倍ナンピンでは100.33円が決済ラインになります。
小さな戻りで決済できるので、確率はあがりますが、さらに逆に行った時の危険性は増していきます。
また、次のポジション用にロットを空けて、有効証拠金を残しておく必要があるので、一本目のオーダーのロットを小さくしておく必要もあり、勝率は上がっても利幅の減る形になります。

三つ目の方法が加重ナンピンという方法で、通常と倍ナンピンの中間の方法です。
ロットを1.5倍や1.2倍などで徐々に増やしていく方法です。

加重ナンピン

こちらもオーダーごとにロットは大きくなりますが、倍ナンピンよりはリスクを低くしつつ、確率を上げることが出来ます。

どの方法を使うにせよ、
・何本までオーダーを出すのか?
・いくらで次のオーダーをだすのか?
・各ロットの計算
・いくらが決済ラインになるのか?

を綿密に計算しておく必要があります。

また、かなり特殊な手法ですが、最後のオーダーだけ逆のポジションを持つ手法もあります。
最後のオーダーサイズをかなり大きくして、逆に張って損を減らす方法です。
大きなトレンドが出てしまった場合などに有効ですが、かなり危険な手法です。
明らかに最後のポジションを持っても見込みが薄い場合(勢いが強い)は損を減らす意味では有効です。
あまりお勧めは出来ませんが、手法としては存在します。
 
ナンピンは勝てるのか?
ナンピンは勝てるのか?そう疑問に思われる方が多いと思います。
実際のところ、計算とポジションを取る場所をを間違わなければ非常に高い勝率を維持できます。

2000年からの30分足


実際にオーダーの塊(1本目からラストオーダーまで)単位では負けなしというのも十分可能です。
ただし、ロットは小さく、オーダーする場所もレンジ相場と限られた場所からになります。
常時狙えるというものではありませんが、相場に合わせて使えば十分に効果を期待できると言えます。
また、欲張ると負けるということを理解し、薄利多売の手法であるという理解が必要です。
 
ナンピンのリスク
もちろんナンピンはいいことばかりではありません。
「下手なナンピンすかんぴん」という言葉あるように、大きなリスクを持っています。
ナンピンは非常に高い勝率を維持できる代わりに、一つの負けが致命的になる手法です。

下記はポジションを大きくしすぎた例です。

このように、順調に来ていても、たった一回の負けが全てを無にする手法なのです。

大きなロットや無理なロットでチャレンジしてしまう
相場が逆方向に大きなトレンドが出てしまう
追加で取らねばならないポジションを取り忘れてしまう

このようなケース一回で全て無になってしまいます。

非常にハイリスクハイリターンであることを理解してチャレンジする必要があります。
 
上手なナンピンとは?
ナンピンは非常に高いリスクもありますが、トレンドフォローで勝てないレンジ相場で勝てるというメリットもあり、上手に使えば非常に有効な手法でもあります。
まず、大前提でロットサイズと追加オーダーする場所と決済ラインを間違わない事が重要になります。

FX Extreme Nanpin.xlsx

上記を使って正しく計算を行った方がよいと思います。
これを使えば正しいオーダーレートやロットが計算されます。


さらにナンピンは通常のトレードと口座を分けるべきだと思います。
通常の口座ではトレンドフォローを追いかけ、トレンドの終わりで逆張りをしていくなどの通常のポジションを持っていくべきです。
逆にレンジに入れば通常の口座はお休みで割り切ったほうが良いと思います。
そこでナンピン口座の登場です。
ナンピン口座はレンジに入った時のみ使用し、その期間だけトレードをします。
レンジを抜けていった所でトレードを終了し、買った分は出金(勝ち分全額ないし一部)して、いつ負けても痛くない状態にしておくべきです。
このような使い方であれば非常に効果的で良い使い方だと思います。
 
ナンピン向けの相場は?
ナンピンはいつでもどこでもポジションを持ってよいわけではありません。
トレンドの最中などにはじめてしまうと、大きな反発などで一気に負けてしまうこともあります。
とにかく、安全に、一本目のオーダーで薄利を積み上げるのが理想ですが、逆に行った二本目以降も戻りが期待できる相場でチャレンジすべきです。


上記は高値安値を表示したVC HighLowBandです。

このハイローバンドは三分割の機能がありますので、その中間(オレンジとオレンジの間)を狙います。
このゾーンは往復の多いレンジがおきやすい場所です。
順方向に1本目のオーダーを持つようにして上から入って来た場合は下方向に、下から入って来た場合は上にポジションを持てば比較的安全だと言えます。
ここは通常のトレンドフォローでもオシレーターでも取りにくい場所ですので、ここをナンピンで稼げれば非常に有効な手法になってきます。
 
VC AutoNanpin
チャート上に持ったナンピンオーダーを追跡して、設定した内容で適正なオーダーラインやロットを表示するインディケーターを作りました。
設定したポジションに入れたコメントで識別して自動で追跡してくれます。
サブウィンドウにはティックチャートと二本目以降のオーダーラインが表示されるので、超えた場合追加オーダーを注文していきます。



また、ダウンロードからインストールの手順は こちら をご覧ください。

パラメータなど

オーダーの特定コメント

トレイリングストップで追いかけるオーダーの注文時に入れた「コメント」を指定します。
一つのVC AutoNanpinで追いかけることの出来るオーダーは1つまでです。
購入比率%×100 全資金の何%でナンピンを行うかを指定します。
この値が小さいとラストオーダー以降に耐えられる幅が大きくなります。
50%の場合は50を入力します。
総オーダー数 最大8 最大で8本までナンピン本数を指定できます。
希望獲得Pips 一本目のオーダーの勝ち幅をPipsで指定します。
加重率(倍) 二本目以降のオーダーの加重率を指定します。大きいほど一本目のオーダーでもてるロットサイズが小さくなります。
最終オーダー 0:最終順張りオーダー 1:最終逆張りオーダー
最終オーダーだけ逆方向にしたい場合は1を指定します。
非常に強いトレンドが出てしまった場合のみ有効な方法です。
逆張りセーフモード 最終オーダーを逆張りにしたときに、途中でロスカットを入れるかの指定が出来ます。損切り幅はかなり大きいです。
0:あり 1:なし
表示場所 ロットやレート情報を表示する場所を指定します。
0:左上 1:右上 2:左下 3:右下
表示サイズ ロットやレート情報を表示する文字サイズを指定します。
初期値:10
ロットの表示色 ロットやレート情報を表示する文字色を指定します。
初期値:White
第2オーダーカラー 2本目のオーダーラインの線色を指定します。
第3オーダーカラー 3本目のオーダーラインの線色を指定します。
第4オーダーカラー 4本目のオーダーラインの線色を指定します。
第5オーダーカラー 5本目のオーダーラインの線色を指定します。
第6オーダーカラー 6本目のオーダーラインの線色を指定します。
第7オーダーカラー 7本目のオーダーラインの線色を指定します。
第8オーダーカラー 8本目のオーダーラインの線色を指定します。
T/P線色---- T/Pライン(テイクプロフィットするライン)の線色を指定します。
S/L線色---- S/Lライン(ストップロスするライン)の線色を指定します。
逆張り逆張りセーフモードが0の時のみ表示されます。
売値線色---- 売値線色を指定します。
初期値:PaleVioletRed
買値線色---- 買値線色を指定します。
初期値:RoyalBlue
自動でポジションを取るものではないので、最初のオーダーから最後のオーダーまでご自身でオーダーを入れる必要があります。あくまでも目安を表示するインディケーターです。
T/Pのラインは表示だけですので、ご自身で注文に対して変更注文を入れる必要があります。
 
動画解説
 
 
     
     
 
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